- お知らせ 健康コラム
- Vol.4 ペットの健康づくりに酵素生活
犬、猫、小鳥などのペットは家族の一員として、飼い主の心に寄り添うとても身近な存在となっています。一方、ペットの高齢化も進んでおり、人間と同様、心臓病、がん、腎臓病、関節炎、肥満症などの疾患が増えています。家族の一員である大切なペットを健康で長生きさせるためのポイントの1つが、バランスのとれた食事と“腸活”です。
■ペットとの触れ合いを通じて生活に癒しと安らぎを
日本ではあまり馴染みのない「コンパニオンアニマル」という単語。動物先進国の欧米から約30年前にやってきた概念で、犬・猫は単なる愛玩動物としてだけではなく、生活を共にする伴侶として、人間とより密接な関係を持つペットという意味で使われています。もっというと、犬・猫が「ペット」から「家族の一員」として扱われるようになってきたのです。
病院や介護福祉施設では、アニマルセラピーという療法があるぐらい、犬・猫との触れ合いは人間の心身に大きな影響を与える場となっています。
日本では2020年6月に動物愛護法が大改正され、動物に対するみだりな殺傷、遺棄、虐待に関して厳罰が科せられることになりました。「生後56日以下の犬猫の販売禁止」は2021年6月に、「マイクロチップの装着義務化」は2022年6月に施行されました。現在、犬・猫を販売できる時期は生後49日超ですが、幼いほど消費者の衝動買いを誘い、将来、飼い主からの遺棄につながるなどとして、愛護団体が法の改正を主張していました。マイクロチップの装着義務化は、犬・猫の殺処分ゼロを目指すのが狙いです。
一般社団法人日本ペットフード協会の「2022年全国犬猫飼育実態調査」によると、犬の平均寿命は14.76歳、猫は15.62歳で、犬・猫ともに2010年以来伸び続けています。飼い主に対し、犬・猫を飼育した効用について尋ねたところ、「心穏やかに過ごせる日」が1位となり、犬・猫との触れ合いを通じて、癒しと安らぎを得ている飼い主が多いことが、このアンケート結果から明らかとなっています。
一方で、犬・猫の長寿命化が進むにつれ、疾病も多様化しています。加齢とともに体力、代謝機能、免疫力などが低下し、疾病に罹る確率が高くなっており、日頃からの健康チェックによる早期発見が、命を守るうえで重要であることが浮き彫りとなっています。
■犬・猫が本来持つ自然治癒力を高める
犬・猫の疾病を予防するためには、飼い主自身が日常の食事や生活習慣、飼育環境をきちんと管理し、健康で長寿を全うするための努力を払うことが求められます。
最近、犬・猫が本来持っている自然治癒力と免疫力を高めるため、ペットフードから手作りごはんに切り替える飼い主も増えています。ただ人間に良い食材は犬・猫にとって必ずしも健康に役立つとは限りません。また個体差や年齢、疾病の有無などに応じて、必要とされる食事の量や質も変わってきます。
手作りごはんは犬・猫の栄養学に関する基礎的な知識も必要ですので、関連書籍やネットなどで情報を収集したり、獣医師やペットフードを扱っている専門家(動物飼養管理士や動物看護士)などからアドバイスを受けることも大切です。
手作りごはんの場合、ビタミンやミネラルを含むサプリメントを併用したり、整腸作用のある乳酸菌や酵素などを使用する飼い主も増えていますが、できれば人工着色料、香料、防腐剤、保存料などの添加物を使用していないものがお勧めです。
大高酵素では、犬・猫向けに植物エキス発酵液『スーパーワンにゃん』を販売しています。同品に含まれるブドウ糖などの糖質は生きるための“活力源”となるほか、26種類のオリゴ糖や発酵由来の代謝産物など犬・猫の日頃の健康をサポートする成分が含まれています。安全面については、ネギ属に含まれる溶血成分「アリルプロピルジスルフィド」は発酵過程で完全に分解され、無毒化されていますので、安心してご利用いただけます。ペットの健康維持のために酵素生活を取り入れてみてはいかがでしょうか。
「健康の輪」No.36より一部抜粋・加筆