- お知らせ 健康コラム
- Vol.18 自分と家族が生き延びる食料備蓄
日本は台風、水害、地震、津波など自然災害が発生しやすい国といわれています。今年1月1日には能登半島地震が発生。8月8日には宮崎県日南市で震度6弱の地震があり、南海トラフ地震への注意を呼びかける「臨時情報」が初めて発表されました。自然災害大国・日本では、生き延びるための「食料備蓄」に取り組むことが求められます。大高酵素飲料は賞味期限のチェックが不要で、平時にも災害時にも消費できる健康飲料です。
■非常食や飲料水の備蓄は「最低3日、できれば7日」
首都直下地震や南海トラフ地震など大規模地震の発生が想定される中、家庭の防災において最優先すべきことは「命を守るための対策」です。
災害対策の基本は自分自身や家族で備える「自助」、地域や身近にいる人たちが助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」の3つです。災害発生時は自助による生き残りが必須となります。
非常食や飲料水を備蓄する際の目安は、「最低3日、できれば7日分」です。過去の災害を参考にすれば、災害発生からライフラインの復旧まで1週間以上かかるケースがほとんどです。また災害支援物資が届かないことや、スーパーやコンビニで食料品が手に入らないことが想定されます。そのため、災害支援が遅れることを見越した備蓄を行うことが求められます。
災害対策として備蓄する食料品としては、長期保存が可能なアルファ米、乾パン、ビスケット、麺類、レトルト、缶詰、シリアルなどがあげられます。
賞味期限については、食料品は1年から5年、飲料水は5~10年が多いようです。しかしせっかく食料品を備蓄しても、賞味期限切れで廃棄するのは食品ロスやコストの観点から好ましくないことから、近年、新しい備蓄の方法として、非常食を積極的に食べて消費と補充を繰り返す「ローリングストック」という考え方が基本となっています。そうすれば、乾パンを食べる際にどのくらいの飲料水が必要なのかといったこともあらかじめ確認することができます。
一方、ローリングストックは管理がずさんになると、食料品を定期的に入れ替えるという大前提が崩れてしまいます。
そこで、賞味期限の管理でつまずく心配がない非常食・防災食としておすすめしたいのが大高酵素飲料です。大高酵素飲料は高糖濃度の液質で、原液のままでは腐敗しないため賞味期限は設定しておらず、非常食としても役立つ食品です。むしろ古ければ古いほどワインやウイスキーのように熟成が進み、マイルドな味わいとなります。
大高酵素飲料は十分なエネルギーをとることができる「高カロリー食品」で、 塩分、カリウム、 リンも気にせずに飲用できる「低タンパク食品」です。主食となる炭水化物は生命活動を維持するには不可欠な栄養素です。大高酵素飲料はごはんやパンなどの炭水化物に比べて効率よくエネルギー源として利用されます。
半年近く大高酵素飲料と塩分のみでファスティングを行い、健康を維持された方もいらっしゃるぐらいです。
防災の観点から、普段から家族で大高酵素飲料の味になじんでおくことも大事なポイントになります。「自分や親、子供たちの命を守る」ため、いつもよりも多めに大高酵素飲料を備蓄しておくと安心です。食の備えは行政に頼らず自助が基本です。
【参考資料】
・「今日から始める本気の食料備蓄」(高荷智也著、徳間書店)
・「もしもに備える食」(石川伸一・今泉マユ子著、清流出版)
「健康の輪」第53号より抜粋